最近iOSが新しくなりまして、普段の生活で何にどれだけスマホを使っているか、の統計が見れるようになりました。
そしてその結果なんですが、
ソシャゲに週9時間弱費やしていることが判明しました。
実に週一のフルタイムバイト感覚で周回しているという結果に。
現実は直視するとよく目に沁みます。
しかし今更、ソシャゲの有用性を見つめなおしたり、お母さんと1日1時間を約束してみたりすることは意味を持ちません。
そんな判断力が残っているなら課金ガチャに手を出したりしないのです。
なので考え方としては、この「スキマ時間」と呼べる時間を、何か生産的に使えないか?
この方向でアプローチしたいところです。
そこで色々調べていたところ、見つけたのが「Amazon Audible(アマゾンオーディブル)」というオーディオブックのサービスでした。
オーディオブックとは、既存の本をプロのナレーターの音読で聴くサービスのこと。
動画を見ると分かりますが、本を音で聴いているので目と手が空きます。
空くとどうなる?ソシャゲしながら情報のインプットができる。 というわけです。
今回はこのAmazon Audibleを導入してみての実際をレビューしていきます。
結論から言うと現在、とりあえず無料期間で体験中ですがなかなか良い感じです。
今後、何か問題が出てきても30日以内に解約すれば料金は発生しないのでよく調べもせずに使い始めました。
記事の最後に解約方法も記載しておきますので、合わなかったらご利用ください。
何より大手を振ってソシャゲ周回ができるのが精神衛生上、とても好ましく思います。
現在、12/12(水)終日までに無料体験を始めると、1日1回5分以上再生するごとにAmazonポイントが無条件で50ポイント付与されるログインボーナスみたいなキャンペーンが継続中です。
- 12/12までのどこで無料体験を始めても、始めた日から30日間ログインボーナスが継続
- プライム会員ならポイント付与が倍に(100ポイント/日×30日=3000ポイント)
あと地味にどんなに高い本でも無料で1冊くれる(無料体験を解約しても残る)キャンペーンも同時並行中です。清々しいほどの金の暴力。
Amazon Audibleの使い方とできること
Amazon Audibleを使い始めるまでの流れは以下の通り。
- 無料体験ページから会員登録
- アプリをスマホかPCにインストール
- Audibleページから読みたい本を検索し、選ぶ
- コインで交換する、もしくは買い切りで購入する
- アプリにダウンロードして聴く
①無料体験ページから会員登録
リンクから飛び、指示に従って登録するだけなので数分で終わります。
無料期間中に解約する場合は意味はありませんが、支払い先として一旦クレカ情報を登録する必要があります。
②アプリをスマホかPCにインストール
Amazon Audibleは専用のアプリを使って視聴します。
アプリは2018年現在、iOS、Android、Windows10の3つに対応しています。Macカワイソス
スマホは↓で、Windowsはこのページからダウンロードできます。
③Audibleページから読みたい本を検索し、選ぶ
Amazon Audibleトップページから検索、あるいはランキングなどで読みたい本を選択します。
④コインで交換する、もしくは買い切りで購入する
Audibleの無料会員になると、1枚のコインが貰えます。
Amazon Audibleではこのコインと引き換えに好きな本を購入することで、アプリにて聴けるようになります。
有料会員になるとこのコインが毎月1枚貰えます。つまり毎月1冊はどんな本でも無料で貰えるよ、ということのようです。ちなみに退会しても手元に残ります。
見る限り現金でも買えそうなのに何故コイン制?と思ったら、コインで購入した本はウェブ上で簡単に返品ができるというメリットがあるのです。
現金で買ってしまうと、たとえ「ルイズの声を男性声優がやってて死にそう」みたいな状況であっても返品が出来ません。
しかしウェブ上での返品は8~10回まで(正確な上限は明示されていません)で、それ以降はサポートに連絡する必要があるので注意が必要です。
⑤アプリにダウンロードして聴く
本が購入できたら、アプリでダウンロードして聴くことができます。
一度ダウンロードしたらネット接続は必要ないので、地下でもどこでも問題ありません。
アプリには以下の機能が搭載されており、使いやすくデザインされています。
- 再生速度の調整
- シークバー、30秒ごとの巻き戻し早送り
- 目次
- スリープタイマー
- 気に入った個所のブックマーク
また、再生中は他のアプリを開いても、スマホをスリープモードにしても流れ続けてくれるようになっています。
全体的に「ながら聴き」が捗るように設計されている印象を受けます。
導入して変わった生活とそのメリット
もう最初に書いてしまってますが、ソシ…FGOの周回がインプット時間になりました。
特にスタミナ消費のために機械的にやっている周回の場合、もうルーチンワークもいいところなので、オーディオブックの内容に意識を向けていても全く問題ありません。
音ゲーとかではそうもいきませんが、強化素材を周回で集める系ソシャゲなら、その時間を自己投資に使えるようになります。
別に自己啓発本でなくとも、ラノベを聴きながらソシャゲをプレイするという「コンテンツの倍速消費」だって可能です。
情報過多の現代に生きるオタクって感じでカッコいいですね(適当)
また、さらに快適な状態にしようとワイヤレスイヤホンを併用しているのですが、1つ注意があります。
それは、イヤホンで聴いているとAudibleとソシャゲのBGMがダダ被りしてエラいことになるということ。
必ずソシャゲ側の設定でBGMを無音にするのを忘れないようにしましょう。
そしてソシャゲに限らず、普段のスキマ時間全てにオーディオブックは有効です。
- 炊事、洗濯、部屋の掃除などの家事
- 通勤・通学などの移動時間
- スポーツ、ジムでの運動の最中
イヤホンの記事でも書きましたが、個人的には風呂掃除の時に流すのがおすすめです。
ホントに全く楽しくなかった作業の時間が有効なものになると、スマートな男になったような気がしてうぬぼれが進みます。
注意すべき点と今後の課題
まだAmazon Audibleや、オーディオブックというサービス自体の歴史が比較的浅いこともあってか、課題も少々あります。
読む速度は文字の方がどうしても速い
ある程度、文字の本に慣れ親しんだ人であればさらに顕著だと思いますが、やはり耳で聴くより目で追う方が速度は上です。
Audibleも最大で3.5倍まで読み上げ速度を上げられますが、ながら作業中では聴き取りにも苦労してしまいます。
基本的にはじっくり考えながら聴くというよりも、「何かのついでにインプット”も”できる手段」という捉え方をしておいた方がいいかもしれません。
アプリから購入ができない
2018年11月現在、Amazon Audibleはアプリから直接購入ができません。
Amazonの商品ページにスマホやPCのブラウザでアクセスし、購入とダウンロードをする必要があります。
これは顧客至上主義で有名なAmazonらしからぬ、謎の仕様です。今後の改善に期待がかかります。
無料期間後も継続する場合、月額1500円をどうペイするか
有料会員として継続する場合、月々1500円の会員費がかかります。
毎月1冊を無料で貰えるので、オーディオブックの書籍代相場(大体1500円以上)を考えると、一応元は取れる形になります。
しかし単に書籍として考えれば、文字の本に比べるとやや高い場合がほとんどです。ラノベとかは2倍くらいになっているものもあります。
やはりオーディオブック特有の「効率的なインプットができる」「好きな声優や著名人が読んでくれる」という付加価値にお金を出せるかどうかが、利用継続の決め手になってくるでしょう。
毎月返品が8~10回できるなら、実質的な貸本サービスとして無敵だったと思うのですが、難しいところですね。
ネットを見るに、今のところはサポートへの連絡による返品なら回数上限はないとのことですが、なら∞冊読めるのかというと、正規の返品の使い方ではない以上、今後は明確な上限が設けられそうな気がします。
退会・解約方法
無料体験を始めたらまず終了日を確認し、期限間際になってもしっくりこなければ以下の手順で解約しましょう。
①Audibleのサイトにアクセス、ログイン
最初にお伝えしておきますが、AudibleはAmazonのページ上では解約できません。
Audible公式ページにログインし、アカウント情報から解約する必要があります。
アクセスしたら右上「サインイン」からログインしましょう。ログインはAmazonのアカウントで行います。
②アカウント情報から解約申込み
ログイン出来たら「アカウントサービス」に入ります。
青い枠線の日付が「次に課金が始まる日」です。無料体験中に解約したい場合は、この前日までに赤い枠線の「退会手続きへ」から解約しましょう。
③解約理由を選択、引き止めを振り切って解約完了
解約時のお約束、退会理由を選択します。
個人的には自由記入欄に思いのたけをぶつけることも多いですが、世間的にはどうなんでしょうね。
最後に引き留めに遭います。でも、もう二人の関係は終わっていたのです。
「退会手続きが完了しました」という表示が出たら解約完了です。早く忘れましょう。
書籍は次のステージへ
紙の本、電子書籍と来て、まさかの文字すら無くしてしまったAudible。
そのうち「直接脳に配信します!」とかマジで言い出しそうなのがAmazon先輩の怖いところです。
しかしこうやって既存のもの(今回は本)が形式を変えて登場すると、分かりやすく生活が変わるので面白いですね。
ソシャゲしながら本を読むなんて一昔前なら「お行儀が悪い!」と叩かれてしまいかねない行動でしたが、Audibleで自己投資していけば「ゲームばっかりやってるのに仕事がデキる素敵な人」扱いも夢ではありません。週刊誌でよく見る「周りに一歩差をつけろ」とはこういうことだったんですね。
とりあえず無料期間中は、謎に3000円貰えるし使い続けてみようと思います。
こうした新しい自己投資がいつの日か、ソシャゲの課金額を回収してくれることを夢見て。